今回は、DMの開封率を調査する方法をご紹介します。
DMの開封率とは
DMの開封率とは、発送したDMの全数に対して開封されたDMの通数を割合として表したものです。
例えば、1,000人にDMを発送してその内の200人がDMを開封した場合、開封率は20%となります。
DMの効果測定は主にコンバージョン率(商品購入やお申し込みなど)の数値を使用しますが、“興味を持っているが注文に至らなかった人”などの見込み顧客がどれほどいるのかを判断することはできません。
DMにおける開封・閲読の割合
DMは一般的にどれほど開封・閲読されている媒体なのかご紹介します。
一般社団法人日本ダイレクトメール協会が実施した「DMメディア実態調査2023」の調査報告によると、本人宛のDMの場合、75.1%が開封・閲読されています。
そして、世帯で受け取ったDM(配偶者や子ども宛など)は、64.8%が開封・閲読されています。
また、43.5%の方が普段受け取ったDMに“ほとんど目を通している”と回答した一方で、同じく個人に届く広告媒体であるメルマガの場合は21%という結果となっています。このことから、DMはメルマガの2倍以上閲読されていることがわかります。
(参考:一般社団法人日本ダイレクトメール協会「DMメディア実態調査2023」)
DMの開封率を調査する方法
DMはメルマガに比べ開封されやすいメディアであることがわかりましたが、開封率を数値化できるメルマガに対し、DMはアンケートを行わない限り実際に開封したかを確認することができません。
しかし、このような場面で活用いただけるのが当社の“One to One log”というサービスです。
これはアクセスログを取得できるバリアブルのQRコードをDMに掲載することで、おおまかな開封率を推測することができるサービスです。
さらに、QRコードが読み取られることで商品・サービスに興味を持っている見込み顧客を可視化することができます。
正確な開封数を調査することはできませんが、コンバージョン以外の指標として効果測定などに役立てることができます。
One to One logで取得したデータを活用することで、対象を絞った販促を行え、個々の顧客ごとに関心が高い商品情報を届けるなど優先順位を付けた顧客へのアプロ―チが可能となります。
実際に、One to One logを使って、見込み顧客を可視化して優先的にフォローを行ったDM事例をコラム048にてご紹介しています。そちらもぜひご覧ください。
最後に
ガリバーはDMの印刷・発送にとどまらず企画からお客様を全面サポートしています。
この記事の詳細やDMサンプル、成功事例などお気軽にお問い合わせください。